「一軒家がほしいねぇ」
この話をし始めて計画し始めたのは、出会って11年目の夏でした。
でも、まずどうやって？ ローンは？ 2階？平屋？？
それよりもまず、僕たち同性カップルだけど大丈夫かな・・・？
ということで今回は、僕たちの家づくりのきっかけをお話ししようと思います！
家づくりのきっかけ
１.賃貸と持ち家の大きな違い
僕たちが家を建て始めたのは出会って11年目のこと。
で、一軒家がいいねなんて話が出たのは、割と出会ってすぐでした。
「住むなら一軒家じゃないとなぁ」とよーさんの一言。
そもそも僕（ゆー）は子供のころから賃貸アパートで暮らして育ったのですが、パートナーのよーさんは、昔から一軒家育ちだったので、
「なによりも他人が生活する音が気になる、、！！」
という理由が一番最初のきっかけでした。
確かに、賃貸は
・集合住宅だと他人の音が気になる ・自分が立てる音を気にしなければならない
など人によりますが、気になる部分ではあるところ。
実際、これまで住んでいた賃貸物件は、夜中でもドタバタとまぁ足音、笑い声がうるさい。夜中に何度も目が覚めるくらいでした。
そしてもう１つ。それは、
「家賃を払い続けても自分たちのものにならないこと」
ローンを組んで、家賃と同じくらいの金額を払って自分たちのものになれば自分たちの思うように暮らしながら家づくりができるよね！そう考えていた僕たちはマイホームを買おうと目標にしていたのです。
２.転職を考えていたから
そこから、具体的な話はなく11年目に突入したころ、ちょうど2人で同じ職場で働いていたのですが、あまりにも慢性的な人手不足で残業三昧。
「体も壊すし、仕事変えようか」
と考えていた時、ふと家を建てられるかも、、？と僕が思ったのです。
それは、
・勤続年数がそこそこあり
・残業三昧のおかげで収入がそれなりにあったこと
ただ何もなく辞めるにはもったいないと思い、それならずっと目標だった家を建ててから辞めよう！と思ったのが、僕たちの家づくりの始まりです。
きっかけとなった僕たちの「転職」についてはこちらでちょこっと愚痴ってます笑
ぜひ覗いてみてください♪
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家づくりを始めるきっかけにもなった「転職」
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３.静かな場所で暮らしたいと思ったから
これまでは、街の中心部だったり、住宅街に住んでいましたが、完全な田舎ほどではなくても、少し中心部より離れた静かな住宅街の方が、夜遅くまで出歩いている怖そうな人（笑）とか不審者とかいなくて安心なんじゃないかな？と思っていました。
（あくまでも個人的な感覚です笑）
中心部は中心部で、近くにコンビニがあったり、24時間営業のスーパーがあったりとすごく便利です！
新居に引っ越した今は近くにコンビニもスーパーすらもないですが、虫の鳴き声が響き渡るくらい静かで、そこまで不便に感じていないので満足です！
同性パートナーだけど大丈夫、、？
今では、LGBTだったり同性カップルなど世間でも認知されてきていますが、制度や法律、周囲の認識はまだまだ追いついていないところがあるのもまた事実。
もちろん家づくりは初めてなので、それ自体の期待と不安もありますが、何よりも同性だけどローンは？契約は？ご近所さんとはどうしたら？？なんていった不安が大きくありました。
住宅メーカーの反応は？？
やはりこのあたりが一番気になるのではないかな？と思います。僕たちも実際そうでした。
結論からいうと、僕たちが依頼した住宅メーカー、住宅相談の会社はなんの問題もなく、変な反応だったり煙たがられるような様子は一切ありませんでした！
こればかりは、いろいろな考え方や価値観があるため、当然反対派というか嫌がる人もいて当然。
ダメそうなら、違う会社にお願いしようと思っていたのですが、全くそんな事も無く快く引き受けていただけました！ すごく感謝です！
Point
いくつかの住宅メーカーにメールのみでの問い合わせなどしていて、中には、「過去に同性パートナーの施工実績がいくつもありますよ！」といっていただいたメーカーもありました！気になる方は一度聞きやすい手段で聞いてみるのがいいと思います！
同性パートナーでの住宅ローンや保険等手続き面は？？
これらに関して詳しい内容は、また別の記事でお話しようと思いますが、僕たちの場合は、住宅ローンを組んだ銀行ではすでに同性パートナーでも組めるような仕組みがあり、なんの問題もなく組めました。
僕たちは住宅相談窓口を通して、住宅メーカーの紹介を受けたのですが、相談窓口の方も住宅メーカーの方も、同性パートナーでも住宅ローンが組みやすい銀行をいくつか紹介してくれました。
印象として、同性パートナーでも家を建て、住宅ローンを組むことが想定されているのか、スムーズに対応できるよう準備されているんだなと感じました。
もちろん、会社や銀行によっては組むのに条件があったり、男女の夫婦よりも準備する書類が多く必要だったりします。
その書類の一つとして、僕たちが用意したものは、「パートナーシップ宣誓書」です。
僕たちは、住宅を建てる2年位前にすでにパートナーシップの締結をしており、宣誓書を持っていたのでただ持参するだけで済みました。
それ以外は特に用意したものはなかったです！
※会社や銀行によって様々ですので、必ず契約前に事前に確認することをおすすめします。 中には、「任意後見契約」を結ぶことが条件の銀行があったりするようですので、しっかり確認してみましょう！
ご近所付き合いは？？
この記事を書いている時には引っ越してから約1か月経ったころですが、特別ご近所付き合いがあるわけではなく、比較的僕たちが住む周りの方々は、それぞれがあまり干渉しない静かな地域の印象です。
もちろん、たまたま顔を合わせたら挨拶はしますが、そのくらいです！
（参考になるかどうか・・・）
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