料理をするのにかかせないキッチン。
今では料理がしやすくなったり楽しくなるような性能が高いもの、シンプルなもの、壁付けのタイプからアイランドキッチンまで様々なものが色々なメーカーから出されています。
僕たちは仕事柄2人とも料理をするのですが、普段もたまにとはいえ料理はします。
そして、予算の許す限りキッチンはこだわりました笑
そんな我が家のキッチンの詳細とどうしてそれを選んだのか?これからキッチンを選ぶ方へ簡単にですが、どんなタイプがあるのか、お話していこうと思います!!
こんな方におすすめ
- どんな形や性能のキッチンがあるか知りたい方
- キッチンを選ぶのにどんなところにこだわればいいのか気になる方
- 実際料理をする僕たちがどこにこだわったのか参考にしたい方
キッチンってタイプや性能はたくさんある!
料理をしない、好きじゃない方にはなかなかピンとこないかもしれませんが、そんな方でもきっとショールームに行って実物を見れば、印象が変わるでしょう!(多分、、笑)
料理好きな方、普段家族のために料理を毎日つくらなきゃいけない方、色々な用途でキッチンを使う方が居ると思いますが、キッチンも細かい部分までその人の用途や都合に合わせてカスタマイズすることが可能なのです。
もちろんメーカーによって強み弱みもありますし、キリがないくらいこだわることができます。
当然、こだわり=オプションになりがちなので、こだわったものがオプションだったらその分金額が上がり、詰め込みすぎるととんでもない金額で予算オーバーなんてことも、、。予算と相談しながら決めて行かないと大変なことになります(;'∀')
キッチンは対面派?壁付け派??
皆さんはどんなキッチンを見たことがあるでしょうか?
色々な形や大きさ、配置があるのですが、まずは大きくリビングやダイニングと対面しているキッチンか壁付けのキッチンの2つに分けられます。
それぞれのメリット・デメリットを実際に使用した感想も含めて簡単にまとめてみました!
参考
対面キッチンのメリット
〇リビングやダイニングが見えるため、コミュニケーションがとりやすかったり配置次第ではキッチンからリビングのテレビが見られる
👉キッチンから見える位置にテレビがあるので、作業しながらテレビが見られる!
〇壁付けじゃないのでダイニングテーブルをキッチンの反対側や横にくっつけて食事の準備や片付けが楽に
👉今流行りのキッチン横にダイニングテーブルにしていて、準備・方付けが横移動でしやすく便利!
〇キッチンの反対側をカウンターにしてバーや居酒屋のような食事をすることも可能!
〇広く作業しやすく、開放感を感じられる
👉オプションで標準より広くしているが壁付けより広々使えて作業がかなりしやすい!
対面キッチンのデメリット
〇キッチンエリアを広く使い設置するので、場所を取ってしまう
👉キッチンエリアの中央に配置しているので、LDKを広くしないと圧迫感が出てしまう。
〇空間が仕切られていないため、においが充満しやすい
👉料理中は換気扇を使うがどうしてもにおいや煙がリビング側に行ってしまうことも。
〇配置や間取りを考えないと通路幅が狭くなってしまう
👉最低限必要な幅にしてもらったが、意外とそれだと2人で余裕をもってすれ違えない!
キッチンの種類はなんと8種類も!!
キッチンには対面か壁付けかだけではなく、8種類ものタイプがあるのはご存じでしょうか?
対面型で6種類、壁付け型で2種類に分類されているのです!
ざっくりとご紹介しますが、
対面型キッチン
〇アイランドキッチン
〇ペニンシュラキッチン
〇I型キッチン
〇L型キッチン
〇U型キッチン
〇セパレート型(Ⅱ型)キッチン
壁付け型キッチン
〇壁付けキッチン
〇独立型キッチン
とこんな感じで分かれているのです!
それぞれの特徴やメリット・デメリットについてはこちらで詳しく解説されているので参考にしてみてください♪
もっと詳しく
ちなみに我が家は、キッチンの片側を壁付けにする「ペニンシュラ型キッチン」を採用しました!
こんな感じのキッチンです👇
キッチンでこだわった方がいい場所6選
キッチンは細かいところまでこだわることができる反面、こだわればこだわるほど金額が跳ね上がっていきます。
そこで我が家が採用したもの、不採用にしたものを交えながらこだわった方がいい場所を6か所、ざっくりと紹介していこうと思います!
①キッチン天板
天板はメーカーにもよりますが、ステンレス製、人造大理石、特殊加工の石(フィオレストーン等)、セラミック天板など様々な種類の天板があります。
一般的なのは人造大理石でしょうか。こちらは賃貸のキッチンでもよく見かけるタイプで、見た目も良くおしゃれな反面、傷に強いが油シミや熱に弱いなんて特徴があります。
では一番傷にも熱にもシミにも強い天板の材質は何か?それは「セラミック」です。
これは現状 リクシルのリシェルSIとクリナップの2社のキッチンが対応してます(2024年9月現在)
実際に僕たちもリクシルのショールームに行って触ってきましたが、それはもう傷は全くつかないし、なんせ調理直後の熱々の鍋やフライパンを直接おけるのがいいポイント!!
ただ、見積もりを作成してもらいましたが、性能がいい分費用がお高い、、、
軽く予算オーバーになったので、我が家が採用したのは、
タカラスタンダードのオフェリア、天板はタカラの中でも一番耐久性があるフィオレストーンという天板にオプションで変更しました。
なぜ、タカラのキッチンなのか? それは 費用がどのメーカーよりもダントツで安く手が出しやすいから です!笑
もちろん、タカラの中でも上位クラスのキッチンになれば費用は高くなりますが、そこまでは予算が足りなくなるので標準の種類に。
せめて天板は長持ちするよう一番いい物にオプションでも変更しました。確か天板だけの追加費用は+30万程だったと思います。
個人的には天板は汚れやすいので、なるべくならオプションでも耐久性が高く、丈夫なものを選ぶ方がいいと思います!!
ポイント
メーカーにもよるが天板にはたくさん種類があり、中でもセラミックは最上位の耐久性がある
キッチンの中でも天板はオプションでも丈夫で長持ちするものを選ぶのがいい!
②食洗器
これさえあれば普段の食器洗いが楽になること間違いなしの素敵な設備!食洗器、あこがれる人多いですよね(^^♪食洗器は住宅メーカーの標準にもよるかと思いますが、最初からついている場合が多いかと思います。
しかし、国産メーカーの物が多く人気の海外メーカーはオプションでの変更が多いです。海外メーカーが人気なのは、大容量で洗浄力が高いこと。ここが人気の秘密だそう。日常の食器洗いを楽に済ませたい方はぜひ導入した方がいいでしょう!
さて、我が家はというと、、食洗器は導入しませんでした!! 理由は、食器は手洗いで十分だと感じているから!笑
仕事柄、食器や調理器具は手洗いで洗うこともよくあり、そこまで苦ではないのと万が一食洗器が壊れたら修理しなければならない点を考慮して見送ることに。その分キッチン収納になったので、収納力が増えてよかったと思っています!
③水栓(蛇口)
水栓も実はこだわりポイントのひとつ。一般的な水栓から、逆Uの字型に曲がった「グースネックタイプ」、手をかざすだけで水やお湯を出せるセンサー式、蛇口に浄水器をつけられるものなど細かいところではありますが、便利な設備がたくさんあります。
また、色も一般的なシルバーからおしゃれなブラックに変えられたりと様々です。
我が家の水栓は「グースネックタイプ」にしましたが、浄水器もセンサーも付けませんでした。浄水器やセンターは特に必要としていなかったのですが、見た目はおしゃれなものがいいなとグースネックタイプにしました!
④換気扇とオイルガード
換気扇掃除、なかなか部品が多いし、油汚れは頑固だし大変ですよね、、
これ、メーカーによって特徴が違ってくるのですが、標準より掃除がしやすいタイプなんてものを各メーカーが開発をして出しているのです!
汚れにくい構造のものから、取り外し&掃除が簡単なもの、汚れを簡単に落とせるような材質のものなど魅力的なものがいっぱいです。
我が家の換気扇は、1カ月に1回はしっかり掃除をするので、特にオプションで良い物に変更はしなかったのですが、少しでも掃除の手間を減らしたい方は検討してみてもいいかもしれません♪
そしてオイルガードですが、これはコンロの奥側につけるガラスの板で、向こう側に油汚れが飛ばないように防ぐもの。
これは人によりけりで見た目を損なうからいらないという人もいれば、汚れを防ぎたいからと設置する人まで様々です。
また、このオイルガードは天板から換気扇までの3分の1くらいの高さまでのものから、上から下まで全面タイプのものまであります。
我が家は汚れを防ぎたいので、上から下までのオイルガードを設置しました!(ちなみに全面タイプはオプションです)
⑤キッチンにつけるコンセント
これ、結構重要です!!これがあれば料理中、ミキサーやレシピを見るのにタブレットなどを充電しながら使ったり、ダイニングテーブルがキッチンと横並びタイプであれば、キッチン横にコンセントがあるとホットプレートを使ったりなどなど本当に重宝します!
特に人気なのはキッチン横にコンセントをつけてダイニングテーブルを横並びにする形。
ただ、キッチン横のコンセントは施工できるかどうか住宅メーカーによって出来ない可能性があるので、よく確認してからにした方が良いです。
というのも 我が家も採用したかったのですが、工務店が過去にクレームが多かったので不採用としていたために、実現できなかったのです。。
こればかりは仕方ないので、シンクの手前に出来る限りダイニングテーブルに近いところに設置してもらうことにしました!
もう1か所はキッチンの中央の収納面側に設置して調理器具を使いやすくしました。
注意ポイント
人気のキッチン横のコンセントは住宅メーカーによっては施工できない可能性があるので、事前に確認してみましょう
⑥キッチンの前面収納
対面型キッチンのお話ですが、反対側も有効活用できるのを知っていますか??
その活用方法は、キッチンの奥行を広げて反対側に椅子を置けばカウンター風にして食事をすることができたり、全てを収納にしてしまうことも出来ます。
我が家はカウンターにする予定もスペースもないので、収納として活用しています!
前面収納はオプションでの追加になってしまうことが多いのですが、何もしないで空きスペースにするのはもったいない!!
もし使い道が決まっていなくて扉を開けるくらいのスペースがあるのであれば収納にしてしまうのもありかなと思います。
ポイント
メーカーにもよりますが、指定せず標準だと一部分のみ収納で残りはくぼみの空きスペースになることが多い
全て収納にしたい場合はオプションになることが多いので、打ち合わせの時にしっかり指定しましょう!
キッチンだけじゃなく、食器の収納もセットで考える
ここまでキッチン本体のお話をしてきましたが、食器の収納場所は?と思った方、お待たせしました!ここからそのお話をしたいと思います!
食器の収納は大体よく見かけるもので、
〇カップボード(上吊り戸棚あり・なし)
〇食器棚(収納扉で隠す・隠さない)
この2タイプに分かれるのではないかと思います。
我が家はカップボードを採用し、カップボードの上にある戸棚は付けませんでした。
基本的に目線より高いところに収納を作りたくなかったのと後から物を取り出したり、片付けたりが面倒になるからです笑
おそらくショールームに行った時にキッチンとセットで提案されて、候補を決めていくのではないかなと思うので、同時に決めていくのがほぼ必須となるんじゃないかなと思います!
収納の大きさや引き出しの個数は収納したい食器に合わせて数を決めていくといいですが、カップボードや造作の食器棚は最初にしっかり決めておかないと簡単に買い替えや変更が難しいのと、場合によっては間取りに合わないなんて事も出てくる可能性があるので、慎重に決めましょう。
キッチンは高さをしっかり指定しましたが、カップボードは何となくで高さや幅を決めたので、引き出しの量やゴミ箱スペースの高さをもう少し考えたらよかったなぁなんて少し後悔しています泣
料理好きならとことんこだわったキッチンを作ろう!
今回はキッチンに注目してお話しましたが、お風呂やトイレなどその他の設備の中でもキッチンはとくにこだわれるポイントが多い設備なのではないかなと感じました。
最初のうちにしっかりこだわっておかないと完成してからは、変更はできないので時間をかけて情報収集しながら慎重に決めていくことをお勧めします!
まとめ
- キッチンのタイプ(対面か壁付けか)を決める
- 配置によって8種類もパターンがあるので、好みや間取りに合わせて決める
- 自分にとって便利な性能を選んでこだわる。ただし予算をしっかり確認しながら!
- キッチンだけでなく、食器収納も同時に考える
少しでも料理が楽しくなるようなキッチン作りができますように!!