僕たちが家づくりを計画し始めた頃、職場では慢性的な人手不足で毎日残業で家に寝に帰るような生活をしていました。
このままの勤務状況が続くと身体を壊してしまうと感じた僕たち。ただこのまま転職をするのは違うと思い、ふと夢だった家を建てよう!と思い立ったのが始まりです。
こうして激務の中の家づくりが始まったのですが、どうやって時間を作ったのか、どんな流れで話を進めていったのか、時間がない中で家づくりをした結果どうだったかなど今回は僕たちの家づくりの流れについてお話していこうと思います!
こんな方におすすめ
- 忙しくて時間がない中どうやって家づくりをしたか気になる方
- 時間がない中で作った家づくり、よかったことや後悔したことが気になる方
- そもそも家づくりはどれくらいの時間がかかるのか知りたい方
そもそも家づくりの期間は?
注文住宅の場合、一般的には土地探しから新築完成までは7~15カ月が平均でかかると言われています。
土地探しや購入手続き、住宅メーカーの選定から間取り・設備決め、建物の工事、登記手続きなどなど。
本当にたくさん細かい部分まで気の抜けない工程がありますが、特に「間取りや設備決め」と「土地の購入・住宅メーカーの選定」が時間を要します。目安的にはそれぞれで3~10カ月ほどかかるのではないでしょうか。
もちろん人によってすぐ決まっていく人もいれば、じっくり時間をかけて入念に決めていく人もいるでしょう。
注文住宅のメーカーでも間取りや材料の選択肢は狭くなる分、メーカーで工法や材料を指定または限定し計画や工事自体に時間をかけずに作れるようにしている会社(=ローコスト住宅と呼ばれることが多い)では最短でも2~6か月以内に完成することが可能なようです。
家づくりの手順や詳しい期間の詳細については、以下のサイトに書かれており分かりやすいのでぜひ参考にしてみてください♪
さらに詳しく
僕たちの家づくりは約10カ月!
同じ職場で働いていた僕たちは、仕事柄朝早く5時から終わりはほぼ毎日17時か19時頃まで仕事をしていました。
休みは通常であれば月9日なはずが人もおらず月3日とか4日とか。。全くない月もあったり(´;ω;`)
たまに早く帰れる日もあったので、どうにか貴重な休みと早く帰れた日は全て家づくりにあてました。今思えばよくやっていたな~笑
そんな中での僕たちの家づくり。改めて数えてみると計画始めから引き渡しまで約10カ月かかりました!
時間がない中でも意外とかかっていたんだなとちょっと驚きです笑
では時間が取れない中、どんな流れで家づくりを進めていったのでしょうか?
間取り決め・図面確定 約3カ月
住宅メーカーが決定してからは、基本の連絡はメールやラインで行っていました。時間が無く電話で話すことも難しかった当時は、遅れながらでもメールやラインで画像を添付したりしながら連絡をまめに取り合っていました。
それでも打ち合わせは必須で、例えば間取り案が仕上がったときや確認後確定するときなどは、実際に担当者と会って図面を見ながらでの話し合いになるので毎回仕事が早く終わる日のみ、職場から直行していました。
担当さんにも毎回心配していただき、気遣っていただいてなるべく急いで着工できるように配慮していただけたと思います。
ただ、どうしても打ち合わせ会場となるモデルハウスや事務所が自宅や勤務先からそこそこ離れていたので、向かうのも帰宅するのも時間がかかってちょっと大変だったことも、、
時間がない中でもせっかくの家づくり、間取りや家の形はこだわりたかったので何度も間取りの修正はしていました。
図面の作成も1週間ほどはどうしてもかかってしまうとのことで、図面が最終的に決定し工事請負契約をするまでは3~4カ月ほどはかかりました。
(図面の修正はおそらく7回くらいはしたと思います)
9月半ば頃から始めて12月には確定して契約しました!!
7回くらいの図面修正は毎回打ち合わせではなく、メールでのやり取りで修正してもらったりしたのでありがたかったです。
ただ、図面の修正は実際に会って話をしないとなかなか伝わりにくい部分が多いため、なるべくそうならないよう僕たちもインターネットで見つけた参考になる画像や他社のカタログの写真などを送ったり、図面に希望を書き込んだものを送ったりして対応してもらっていました。
そのおかげか、7回ほど修正した図面はメールでのやり取りで済んだ時もありました!
ポイント
直接会って話した方が間取りなどは決めやすく、担当者さんも進めやすいのでどうしても時間がない場合を除いては出来る限り打ち合わせに行くのが良い!
やむをえずメール等で伝える場合は、図面に書き込む、参考になる資料を添付するなど出来る限り担当者さんに伝わりやすい努力をしよう!
間取りや図面の作成・修正は時間を要することがあるので、出来る限り変更点はまとめて伝えるのがベスト。
土地探し~取得・地鎮祭まで 約3~4か月
図面の打ち合わせや間取り決めをしつつ、土地探しも並行して行っていました。
この段階ではある程度、どんな形の家を建てるのか(我が家の場合は平屋)決まっていたので、希望のエリア内で平屋を建てられそうな条件の土地探しです。
ただ、土地探しのタイミングがあまりよくない時期で本格的に探し始めたのが9月後半~10月頃から。僕たちは雪国に住んでいて雪が降ってしまうと現地の確認ができないのと冬は新しい土地が出にくいため、遅くても12月中には購入をしなければいけませんでした。
雪が降ってしまうとどうなるか、土地がどんな状態か確認できなくなります。
ネットの画像では確認できない傾斜がついているのか、ぱっと見で土の状態がどうなっているのか、隣近所との距離や境界がどうなっているのかなどなど。
僕たちが契約した工務店の担当さんは、「確認できない状態での土地の購入はしないほうがいい、購入をしてしまってから雪が解けてみてみると地盤改良など追加で費用がかかったり、計画している間取りでの家を建てられない可能性もある」とのこと。
中には契約を急かしてそういう状況を伝えずに購入させようとする住宅メーカーもあるようなので、仮にそうされても流されずに冷静に判断した方がよさそうです。
結果的には、12月中旬には土地の申し込みをし、1月中に契約、2月に古家を解体して明け渡し、3月頭には地鎮祭を行いました。
この土地探しも、色々難航していて、、
実は購入した今の土地は最初に見てはいたのですが、少々予算より高いのと急な坂が向かう途中にあったりで地形上大丈夫かなと思うところでした。
とりあえず保留にしたまま探し続けるも全然いい土地に出会えず、、この時点ではまだ工務店と契約はしていなかったので候補の2社の営業担当さんが探しては現地を見に行き、写真や動画を送ってもらいを繰り返していました。
そして12月の頭頃、突然金額的にも広さ的にもよさそうな土地を発見!!急いで工務店から申し込み手続きをしてもらい仮押さえしてもらったのですが、まさかの先客がいて僕たちは2番目。。
まぁ結果的に買われてしまったのですが、その土地は今住んでいる土地の近所なのでふと見に行ってみると、周辺があまりいい雰囲気ではなく個人的に住みたくないかもと思ってしまう土地だったので、今思えばむしろ買わなくてよかったなと思うばかりです笑
そんなこんなで保留にしていた土地を購入手続きをしつつ、工務店と工事請負契約を結び、本格的に家づくりがスタートしました!
ポイント
土地は早い者勝ち!自分でも探してちょっとでもいいと思う土地があったら、仮押さえしてもらってぜひ現地確認しよう!
雪国はとくに雪が積もってしまうと現地確認もできず、新たな土地が出てきにくい時期。雪が降る前に土地を決めてしまおう
インテリアコーディネーターとの打ち合わせ 約3~4カ月
間取りや図面が確定すると次は内装の細かい部分を決めていきます。
間取りは設計士と、土地や予算等は営業担当と打ち合わせをすることが多いのですが、内装の部分はインテリアコーディネーターと打ち合わせをしていきます。
さて、コーディネーターと決める内装のこと、具体的に何を決めるかというと・・・
コーディネーターと決めること
・クロス(壁紙)の種類や色
・床材
・ライトの種類や色、配置
・コンセントの種類や色、配置
・扉の種類や色
・タイルの種類や色
・外壁の種類
・巾木の種類
・造作のものを取り入れるか
・棚やニッチの高さ
・洗面台の高さ などなど
間取りや土地以外での内装・外装全てにかかわることを決めていきます!
僕たちの場合は、壁紙や床材などあまり時間をかけて悩む事も無くトントンと決めていきました! コーディネーターさん曰く、他のお客さんと比べてもかなり早く、みなさん結構悩まれるんだとか笑
まぁとくにこの色がいいと決まっていなかったものが多く、合うか合わないかと直感で決めていきました。
そして何より僕たちには時間がほぼなく悩んでいられるほどの時間をかけることが出来なかったのが1番の理由ですね、、
(というより僕はセンスがないのでパートナーのよーさんに好きなもの、合うものをほとんど決めてもらいました!笑)
それでも1回の打ち合わせに1~2時間はかかり、1回でたくさんのことを決めるわけでもなかったので3~4カ月くらいはかかりました。
ということは他の方々は悩みながらだからもっとかかっているのかも、、??
ポイント
ほとんどの人にとっては一生に一度の家づくり。一度決めてしまうと大半の事はやり直しができないので、しっかり時間をかけて悩んで決めることをおすすめします!!
コンセントやライトの個数や配置なんかはなかなか想像しにくく、いざ完成すると足りなかった、、なんてこともよくある後悔ポイントです。
銀行との融資契約、着工、施主検査、引き渡しまで 約3~4か月
コーディネーターとの打ち合わせと並行して、銀行との融資契約の準備が始まります。
というのも僕たちは土地もローンで購入しているのですが、建物の建築費用の支払いよりも先に土地の購入手続きを支払いを済ませなければいけません。
なのでこの段階でまずは土地代金の融資を受けるための手続きをします。
土地の融資を最初に受けるということは、その分の支払いが始まるの??と思うかもしれませんが、この段階ではまだ始まりません。
一旦、先に土地の融資を受け、土地を購入した後、最後に建物の融資を受けた時に土地代と建物代合わせた金額の支払いが引き渡し後から支払いが始まります。
支払いは開始せず、土地代の融資を一時的に受ける場合、この融資を「つなぎ融資」と呼ばれています。
もちろんつなぎ融資でも本融資でもそれぞれ審査は必要となります
融資契約の際、必要書類の提出や団体信用生命保険の内容確認、土地の登記書の手続きなど細かい手続きをコーディネーターとの打ち合わせの合間に行っていきますが、銀行に行く回数的にはほんの数回なのでこれだけで見るとそこまで時間はかかりません。
その後、基礎工事から着工が始まり、柱が組みあがってある程度の建物の工事が完了したころコーディネーターとの打ち合わせが終了していきます。
打ち合わせが完全に終了したら、あとは工事が進んでいき、完成と引き渡しを待つだけです!
まとめ:家づくりは時間がかかるから余裕をもって
ざっくりと我が家の例をもとに家づくりにかかる期間と流れをお話していきました。
我が家もなるべく早く打ち合わせを終わらせたく、決めるのはスムーズに決めて行ったつもりでしたが、やはり10カ月くらいはかかりました。
ただ事情があったとはいえ、急いで決めていった分、完成後「あぁすればよかったな」「もっと調べて決められたらよかったなぁ」なんて後悔もあります。
家づくりは決めることがたくさんあり、大変なこともありますが、たくさんお金もかかるしほとんどの方には一生に一度の大きな買い物。
ここはなるべく時間に余裕をもって、なるべく後悔が残らないよう時間をしっかりかけて決めていくことをお勧めします!!
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