「家なんか建てなきゃよかった!!」 「今からでも間に合うからもうやめよう」
僕たちの家づくりの途中、出てきたことがあるフレーズです。何度出てきたことか、途中何度も辞めようかと思った事もあります。
せっかく夢見たマイホーム、しかもワクワクしながら間取りや設備を決めている最中の喧嘩、イヤですよね(´;ω;`)
そんな喧嘩、僕たちも家づくり中に意見がぶつかり喧嘩をしました。 まぁ結果的に家を建てたから、途中で辞めてはいないんですけどね笑
皆さんは家づくりをするとき喧嘩をしたり、はたまたお別れしてしまうなんて話は聞いたことありますか? 家づくり経験者の方は喧嘩はしたでしょうか?
本当に喧嘩は家づくりにつきものなのか、じゃあ喧嘩したらどうしたらいいのか、そんな家づくり中の喧嘩のお話をしようと思います!
こんな方におすすめ
- これから家づくりをするのに喧嘩にならないか心配な方
- 万が一喧嘩になってしまったらどうしたらいいか気になる方
- 実際に家づくり中に喧嘩をした人の話が気になる方
- そもそもなんで家づくり中に喧嘩するの?って思う方
結論、家づくり中の喧嘩は避けられない!!
はい、上記の通りです、残念ながら家づくり中の喧嘩は避けられません。正確には、ほぼ避けられないと言っていいでしょう。
なんで喧嘩なんかするの?って思った方、理由は単純です。
考え方や価値観、育ってきた環境が違う人間同士が一緒に家を作るからです!!
家づくりは多額のお金、細かい部分まで決めなければいけない内装や設備、土地の場所や形、そして完成するまでに長期間の時間を要するなどなど
色々制約がつきものです。 もっとかみ砕いていうと
多額のお金=生活にあった予算作り、予算オーバーしないように削ると何を優先するか意見がぶつかりやすい
細部まで決めなければいけない事=こだわりを取り入れやすく、意見がぶつかりやすい
長期間にわたる家づくり
=小さなストレスが長期間に渡って続くので疲れが出てくる→喧嘩に発展しやすい
家づくりを経験したからこそ言えますが、本当に疲れます。楽しいこともいっぱいありますが、疲れることもたくさんあります笑
(家づくりを楽しみにしている方、マイナスなことばかりですみません、、ただこれが現実です!!)
僕たちもそれぞれ取り入れたいことやなくしたいことなど一致することもあれば違う事もあり、そりゃ意見がぶつかれば喧嘩へと発展していきます。
ただ考え方が似たようなパートナーや夫婦でもどこかで違う部分は必ずありますし、なんなら家づくりを通して発見することもあるかもしれませんね。
では僕たちは実際どんなことで喧嘩になってしまったのか、お話していこうと思います!
揉めたこと①:内装や設備決め
おそらく家づくり経験者の方は、同じようにここでもめてしまうことが多かったのではないでしょうか?
もうここはお互いの好みやこうしたい、あれは嫌だっていうのがはっきりと分かれやすい気がします。 細かい分、こだわりやすいですし(^^;
そもそも僕は木の感じが多めの和モダン、ジャパンディが好きで、パートナーのよーさんは、和モダンも好きだけどどちらかというと明るすぎず落ち着いた色合いのシックな感じが好きなのです。
理想のインテリアの画像をインスタやピンタレストで探していた時、それぞれで見つけてくるものが違うわけです笑
ただ僕の中では、よーさんの意見を優先して決めて行こうと決めていたので、基本的には僕よりもよーさんの意見を採用していることの方が多いです。
(理由は、その方がなるべく揉めずに済むからです笑)
僕たちの家づくりで内装の色の決め方は、キッチンの色から決めていき、それに合わせて床材やクロスの色を決めていきました。
実際はクロスも床もほぼよーさんが決めたもので、僕はセンスが皆無なのでここはもうお任せしていきました笑
・・・相手優先でほぼ相手が決めたなら、揉めてなくない??と思った方、すみません、ここでは大きな喧嘩はしていません笑
まぁ僕が提案したものはことごとく色が合わないし、センスがないって言われ続けていたくらいです(泣)
じゃあ何で一番揉めたのでしょうか?
揉めたこと②:お金の話(金額の調整など)
一番揉めたのはこれです。 お金の話です。
心配性な僕は常に予算オーバーになっていないか確認しながらで、むしろ予算内収まっていればそれでいいと考えていました。
もちろんよーさんも同じですが、僕とは反対に心配性ではなく、大丈夫だからと割と楽観的(^^)/
ただそうはいってもキッチンの材質や大きさ、取り入れたい設備を入れるとオプションが付き、クロスをオシャレな色や柄を選ぶとオプションだったりするのでどんどん金額が上乗せされていきます。
実際、設備や内装等金額の見積もりは以下のような手順で作成し、金額を決めていきます。
ショールームに行き、金額を気にせずまずは気に入った物や色を選ぶ
それらを工務店で見積もり金額を作成してもらい、提案される
予算と見比べながら、必要なものやなくすものを選び金額を調整する
キッチンやトイレはメーカーによってはピンキリで、見積もりを出してもらった時に想像以上の金額にぜっっったいに驚きます。
工務店で値下げできるものを考慮して調整してくれるとはいえ、理想のままのものを取り入れるとものすごい金額です、、
それ以外にもそこまで高額ではないですが、オプションのクロスやタイル、コンセントの数を増やすなど
高額ではないものの、ちりも積もればなんとやら。 気が付けばあっという間に予算ギリギリまで到達。。
ローンの中から家具や新居に必要なもの、外構工事費用もまかなわなければいけないので、少しでも多く予算を減らさなければならず(´;ω;`)
そこで色々削って金額を減らしたい僕とそこまで必要ないというパートナーのよーさんと意見がぶつかるわけです。
何度もここでぶつかりましたね、、(´;ω;`)
この段階ではすでに工務店と契約が済んでいたので、後戻りはできないのですが本当に家づくり辞めた方が良かったのかもなんて思いました。
揉めたこと③:土地探し
僕たちが揉めたことのひとつがこの土地探し。
何で揉めたかというと、なかなか理想の土地が見つからず時間がかかりだんだんとやけくそみたいになっていったのが原因です。。
土地のエリアや予算はある程度決まっていて、お互いに一致していましたが、まぁなかなか見つからないものです。
工務店から提案された土地は、いいけど予算的にもう少し安い方がいいなという印象で一応保留に。
もっと安くていいところを探しても、金額はいいけど変形地だったり、傾斜が急な崖の上、明らかに暮らすのに不便そうな周りに森や畑しかないような農地。
さらには時期的に冬になる手前で、土地柄雪が降るので新しい土地も出なくなるギリギリの時期で焦って探していました。
そんな中で突然見つけたいい土地!金額良し、広さ良し、地域も良し、、!!
即購入の申し込みを営業さんにしてもらいましたが、先客がいて結局買われてしまいふりだしに(´;ω;`)
だんだん行き詰ってきて、適当に見つけた道も整備されていないような土地を「もうこれでいいんじゃない?安いし広いし」とか言い出す始末。
その土地は農地で道が舗装されていないことで、営業さんからはやめた方がいいと止められ、、
最終的には最初に提案された土地を購入に落ち着きました。
僕たちの土地探しのお話が気になる方はこちらの記事を覗いてみてください♪
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喧嘩は避けられない、深刻化させない努力を
僕たちが家づくりで揉めた事のうち大きな部分をピックアップしてお話していきました。
よほどお互いに譲り合い出来る相手同士か、意見がほぼ一致していない限りはおそらくほとんどの方は喧嘩をすると思います。
冒頭でもお話しましたが、人間どんなに意見が一致していても多少はどこかで違うところがあるもの。=意見や考えが違うとぶつかるのは当然のこと!
これから家づくりをする人で、「喧嘩したくないなぁ」とか「自分たちは絶対喧嘩なんかしないよ!」って方に改めてお伝えします。
喧嘩しないなんてことは諦めてください。笑
大小問わず、何かしら意見が食い違う事はあるはずです。(多少でも険悪なムードになるはず)
僕が大事だと思うのは、「喧嘩をしないこと」ではなく「食い違った時、揉めたあとにどう軌道修正するか」が一番大事だということ。
=事態を深刻化しないことです。(小さな揉め事で家づくりが中止に、、とか最悪お別れなんてことは絶対避けたいところ!!)
揉め事を深刻化させない決まり①:時間に余裕を持つこと
まずこれが一番大前提です。
家づくりに関わらず、何かを決める時時間がなく期限に追われている状況での決断は余裕がなくなります。
そんな中決めた事って大体考えずに急いで決めた事なので、あとから必ず後悔します。
僕たちも時間がない中で色々と決めていったために、リサーチ不足で完成してからもっとこうすればよかったなんてことたくさんあるんですよね。。
なので、時間が無い中家づくりをした僕たちから、強く言わせてください。
時間の余裕=心の余裕。時間だけは十分確保して、決して焦らず余裕を持った状態で家づくりをしてください!!
揉め事を深刻化させない決まり②:内容に合わせてどちらかが譲る
意見がぶつかったとき、話し合ってお互いの考えのいいとこどりを出来れば一番いいのですが、家づくりのほとんどはそうはいきません。
決められた選択肢から選ばなければいけないので、お互いの好みが違えばそのどちらかにしなければならない=どちらかが一歩引いて譲らなければ先に進みませんよね。
じゃあどう譲るか、それは決める内容によって譲る方を決めたらいいと思います。
例えば、キッチンは奥さんがメインで使うから採用したい設備や色は任せようとか、クロスや床材の色選びのセンスは旦那さんの方がいいから任せようなどなど。
お互い譲らない状態が続けば続くほど、相手の嫌な部分だけが見えてきてしまい深刻化してしまいます。早いうちに話し合ってどちらかが譲るようにしましょう!
どうしてもお互い譲れなくて決められないとなれば、工務店の営業さんやコーディネーターさんに意見を求めるのもありかも(^^)
ポイント
好きなコンセプトや色合いはバラバラで食い違うことも多いので、ここも時間に余裕をもって揉めないためにも事前にどういう家にしたいか話し合ってまとめていくといいでしょう!
揉め事を深刻化させない決まり③:一旦保留にして時間を置く
どうしても決まらない、お互いに譲れないとなれば一旦保留にしてあとから決めるようにしましょう。
そんな中無理に話し合って決めようとしても、平行線のままなのは変わらないし、イライラが募るだけ。
時間がたてば何か考えが変わるかもしれないし。
急いで決めなきゃいけないものではない限りは、後回しにしてみるのもひとつの手ですよ(^^)/
とにかく時間に余裕をもって、深刻化させない努力をすること!
いかがでしたでしょうか? 僕たちの経験を踏まえた僕たちなりのアドバイスをお話していきました。
本当にこんなところまで決めるの?!とかこんなに時間がかかるの?なんてことがたくさんあり、気持ちに余裕も無くなっていきます。
そんな中意見がぶつかったらもう大変、、
一番の解決策と予防策はなにより「時間に余裕を持つこと」だと僕は家づくりを通して強く感じましたし、後悔していることでもあります!
どうかこれから家づくりをする方は参考にしてみてください♪