住宅メーカー・土地選び

土地選びでのポイントや気を付けること

2024年8月22日

家を建てるのに必要なのは家を建ててくれる会社を決めるだけではなく、実際に住む土地を選び購入しなければいけません。

 

もちろん、親などから土地を譲り受けている人は購入の必要はありませんが、僕たちは土地を持っていたわけではないので一から土地探しをするのでした。

 

ただ土地選びもどんな家を建てるかに合わせた広さ、住みたい希望のエリア、周囲の風景や周辺の治安、希望の金額など土地も様々な条件から一致するものを探し出さなければいけないのです。

 

家づくりは建物や建築会社だけでなく、土地も適当に決めてしまうとずっと後悔することになってしまいます、、

 

そこで今回は僕たちの土地を選んだ条件や理由をもとに土地選びについてお話したいと思います!

 

こんな方におすすめ

  • 土地の選び方で悩んでいる方
  • 土地選びにいい条件・悪い条件を知りたい方
  • 誰にお願いしたらいいか分からない方

 

土地選びをする上での条件

条件①:まずはどんな土地に住みたいか?

いざ土地を探そう!と探し始める前に、家づくりだけでなく土地に関してもたくさん考えておかなければいけないことがあります。

 

たくさんある希望を照らし合わせて候補を探していくのですが、条件が多すぎてもなかなか見つかるものではないのです。

 

ざっくりとでもいいと思いますが、まずは「自分がどこに、どんな土地に住みたいか」です。

 

これが定まらないと始まらないのですが、具体的にどういうことを考えたらいいか?

 

それは単純で、

 🏠都道府県や市区町村などどこのエリアに住みたいか

 🏠周辺はどんな環境がいいか(天気や自然環境、通勤通学への影響、周辺住民の様子など)

 

まずはざっくりと書き出してみましょう!

 

ちなみに僕たちの土地選びの条件①は、、住宅密集地ではなく自然があまり多すぎず閑静な土地を選びました。

 

ポイント

ある程度書き出したら、その中でも優先順位をつけておくとあとから整理しやすくなります!

例えば、「自然が少ない」「学校が近い」「駅近」「住宅が密集していない」の中で子供を優先したいから、「学校が近い」を最優先になど

 

条件②:どのくらいの広さの土地が必要か?

次に「土地の広さはどのくらい必要か」です。

 

土地と言っても様々で、色々な広さの土地があります。

 

ここで何を基準にどうやって広さを参考にしたらいいかという話ですが、ずばり、

「建てたい家の大体の大きさに合わせた広さの土地」

これに合わせて探していくと良いでしょう。

ただ、一口に広さと言っても平屋なのか2階建てなのか、庭はどれくらい必要なのかなどなど、建てたい条件で必要な広さは変わってきます。

また、土地には様々な条件が設けられており、広さに関する条件として、

「建蔽率(建ぺい率)」「容積率」という数値があります。この数値はかなり重要になってきます。

 

 

メモ

「建蔽率(けんぺいりつ)」

➡土地全体の面積に対して建てられる建物の面積の割合

例:100坪の土地に60%の建ぺい率の場合・・・60坪までなら建築可能!

「容積率」

➡土地全体の面積に対して建てられる建物の延べ床面積(全ての階の床面積の合計)の割合

例:100坪の土地に200%の容積率の場合・・・すべての階の床面積の合計が200坪まで建築可能!

 

ちなみに建ぺい率・容積率が高いほど、住宅密集地で、逆に低いほど住宅同士が混みあっておらず比較的間隔があいていると言えます。

例えば、、

30坪の土地に建ぺい率80%の場合

➡建物の面積自体は 30坪×80%で 24坪まで建築可能。30坪に対して目いっぱい建築できる

90坪の土地に建ぺい率60%の場合

➡建物の面積自体は 90坪×60%で 54坪まで建築可能。90坪に対して約半分より多いくらいの大きさ建築が可能

 

ちなみに僕たちの購入・建築した土地は、敷地面積約90坪、建ぺい率60%、容積率80%の土地でした!

 

90坪という広さ、広い方ですが僕たちの場合は平屋を建てるのに広い土地が必要だったのと、隣の家とあまり近くないほうがよかったのでこれくらいに。

 

2階建て以上の家を建てたい人は、大きな家や広い庭が欲しいなどの理由がない限り、ここまで広くなくてもいいかもしれません。

 

これらはあくまでも土地の広さの目安となる数値のお話ですが、実は建ぺい率、容積率にもその土地の状況や条件により決められる数値が変わります。

 

また、ざっくりと「平屋」と「2階建て」でも必要な土地の広さが変わってきます。

 

自分で探す場合は、大体どのあたりに住みたいか、住宅メーカーと家づくりと並行して探している場合は、教えてもらったそれに合う土地面積や条件も考えながら探すといいでしょう。

 

土地探しの前段階では、こんな数値や条件があるんだなくらいに頭の片隅に入れておくといいです!

 

ポイント

一口に広さと言っても様々な条件のもとで決められた数値が建ぺい率・容積率である。

土地によっては希望の家が建てられない場合もあるため、土地探しは住宅メーカーとの家づくりを並行して決めるのが良い!

条件③:土地に設けられた様々な細かい条件

3つ目の条件は実際に土地を探し始めてから知る人も多いはず。そして土地探しはまだだよーって方はなんとなく読んでいただけるといいです。

 

これまで、どこに住みたいか、どんな広さがいいかをお話しましたが、実はこれ以外にも重要で細かい条件がたくさんあるのです。

 

実際僕たちも土地探しを始めてから知りましたし、専門用語がいっぱいで何が何だか、、

 

いくつか紹介すると、例えば

 

希望のエリアが坂道の途中や山、丘の斜面に位置する場合、がけ崩れが起こる可能性がある地域なので建築時や住む時は対策を講じるなどして気をつけましょう➡土砂災害警戒区域)

 

なんてところや

隣や前後の住宅の日当たりや風通しを妨げないように決められた部分には建築しないでください(➡斜線制限)

 

など本当にたくさんあります。

 

また、ハザードマップで津波や河川の氾濫がないか、地震が発生した際に液状化現象が起きにくい地盤が強いかどうかなども参考に土地を決めていく必要があります。

 

とはいっても海や川の近くに住みたいから、山や丘、景色がいいから急な坂道に住みたい!って人も中にはいますよね。

 

もちろんそういった希望の人は制限や条件が付く土地を買うことになるわけです。

 

最終的には、何を優先してどれを基準にするかで土地を決めていくことになるかと思います。

 

土地探しをしていても、あ!ここ良い!と思ってもこれらの条件に引っ掛かり理想の家を建てられない、、なんてこともありうるので、

 

住宅メーカーとの家づくりの相談と並行しながら土地探しをすることをお勧めします。

 

条件④:最終的には金額(予算)が左右する!

そうです、どんなに広さや土地の条件が良くても最後は金額の問題が出てきます泣

 

予算が限られている中での家づくりや土地探し、色々叶えたい理想や条件があるかと思いますが、一番の条件は金額(予算)ですよね。

 

交渉の末、どうにか土地の売り主が値引きをしてくれるパターンもありますがこればかりはどうしようもない問題。。

 

せっかく理想の土地を見つけても予算オーバーでは残念なことになってしまい、なくなくスルーなんてことも。

 

そんなことがないように、資金計画もしっかりした上である程度の土地の予算も出しておくとスムーズに進むことでしょう。

 

参考

僕たちの場合は、土地を住宅メーカーにも探してもらい提案された土地が予算をややオーバーしていました泣

ただ他になかったので、そこを購入し建物の方の金額を出来るだけ削減して、予算に合わせて行きました!

土地を探す方法は3通り

①自分でネットを使って探す

ずばり、自分の理想や希望は自分が一番わかっているもの。

 

予算やエリア、広さなど自分の理想に近い物を自分で探すのが一番です!

 

今ではネットで気軽に探すこともでき、色々な検索サイトがあります。探したことがない人でもまずはどんなものか自分で探してみましょう!

参考

僕のおすすめは 住宅系の検索サイト「SOOMO」です!

ご存じの方も多いはず!希望エリアや予算帯を入力して探すだけ!実際に僕たちも探すときは、このSOOMOにはものすごくお世話になりました。

 SOOMOが気になる方はこちらから👉(参考:SOOMO(スーモ)

 

②住宅メーカーに探してもらう

住宅メーカーは大体の会社は提携している不動産屋がいたり、営業担当が現地に行ったりと土地探しも一緒にやってくれます。

 

もちろん、計画中の建物の条件に合うものや施主の希望に合わせた土地を探してくれるので、自分で探すよりも楽に土地探しが出来ます。

 

また、建物の計画と同時進行で進めていくので、スムーズに打ち合わせも進んでいきますし、営業さんによっては 経験豊富の方だといい点悪い点等いいアドバイスももらえる かもしれませんね。

 

ただ、営業担当の感覚で土地を選んで提案してくれるので、中には自分には合わない土地を提案されるかもしれません。そこはよーく相談して決めましょう。

 

③不動産屋に探してもらう

自分でもなく、住宅メーカーでもない土地の事なら不動産屋に探してもらう方法もあります。

 

当然、色んな土地情報を持っているので、どんな特徴で狙っている土地が他に狙っている人がいそうかどうか教えてくれることも。

 

ただ、計画している住宅とマッチするかは不動産屋はあまり分からない部分もあるので、ミスマッチなことも起こりうるかもしれません。

 

ココがポイント

まずはざっくりと自分で情報収集で探して、本格的に土地を決める時は住宅メーカーに探してもらおう!

自分で探した中でいい土地があれば、他の人に買われる前にすぐ営業さんに伝えて、条件が合えば抑えてもらうことも可能!

 

結論、土地探しも住宅メーカーにお任せするのがいい

ここまでざっくりとですが、土地探しについて色々お話しましたが、結局は土地も家にあった場所でなければ家づくりはうまくいきません。

 

理想の間取りやインテリアの家が出来上がってもそれにあう土地がなければ建てられませんし、土地を探しなおすのもまた時間と労力がかかってしまいます。

 

今回僕たちが家づくりをして感じた事は、

 

土地に合わせて家を作ることは難しくないけれど、ある程度決められた家に合った土地を探すのは難しいということ

 

僕たちの場合はそもそも時間自体があまりなく、土地を探すタイミングも10月~11月と冬になる直前で新しい土地があまり出ない時期だったので本当に苦戦しました。

 

間取り決めの段階で、平屋を視野に入れた広さの土地を探していたのですがなかなか希望の金額やエリア、広さなど条件にあった土地というのはそう簡単には出てこないんだなと痛感することに。

 

僕たちの土地探しは自分たちで探しつつも、工務店の営業さんにも探してもらい、結果的には提案してもらった土地の中から決めました。

 

実際これも予算を少しオーバーしていて、最初に見つけた第1希望の土地でもなかったのですが、結果的に無事買えて家を建てられたのでよかったかなと思っています。

 

家づくりもそうですが、これから土地を探そうと考えている方は、時間に余裕をもってかなり早い段階から探し始めること、自分だけで探すのではなく一緒に家を作ってくれる住宅メーカーと一緒に探すことをおすすめします!

 

 

ただし、自分でも土地にはどんな条件があるのか、自分の理想の家に合うのはどんな土地か、土地に設けられた様々なルールや条件など、ある程度でもいいので自分でも調べておくのがいいでしょう。

 

 

住宅メーカーや営業担当によっては良い土地を探してくれる人もいればそうでない人もいますし、最終的に決めるのは購入する自分です。

 

契約してから、理想の家が建てられずやむを得ず間取りからやり直しなんてことも。そうならないためにも全てを人任せにせず、自分でも調べておくことが重要です!

 

これから土地探しをするあなたがこれを読んで少しでも参考になれば嬉しいです(^^)/

 

 

ポイント

・家づくりと土地探しは同時くらいで行っていくといい

・全て自分でやるのは難しいので、住宅メーカーに相談して一緒に探してもらうのがおすすめ!

・土地の特徴や条件など自分でも事前に調べて、多少の知識はつけておくこと。住宅メーカーがすすめるものが必ずしもいいとは限らない!

 

 

 

 

 

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ゆー&よー

ゆー✖︎よーの8歳差同性カップル 仕事で多忙を極める中、地元工務店でこだわりの平屋を建てました🏠 そんな僕たちの家づくりのお話や役立つ情報を発信中♪ 「ゆー」が運営しています! インスタでも発信中♪

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